寝ながらイヤホンを使っているとカビ生えて死亡するリスクがあるって本当!?

  • 2024年10月1日
  • 2024年10月9日
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寝ながらイヤホンを使って音楽を聞いたり、動画を見たりは、よくあることですよね。

そのまま、眠ってしまうことも、あるあるだと思います。

しかし、その「寝ながらイヤホン」にカビが生えて死亡するリスクがあるという噂があります。

その噂は本当のものなのか調査していきますので、気になる人は参考にしてください。

寝ながらイヤホンはよくやってしまう

寝ながらイヤホンはよくある

スマホで動画を見たり、音楽を聴いたりする習慣が増えてきました。

そのため、イヤホンをつかながら生活することは、当たり前のことになりつつあります。

部屋でゆっくりしているときも、イヤホンをつけたまま寝転がって、ダラダラすることもよくありますよね。

耳に悪いことはなんとなくわかる

もちろん、ずっとイヤホンをつけて、音を聴いていることが「耳に悪い」ということはなんとなくわかります。

  • 耳が悪くなりそう
  • 小さな音が聞こえなくなりそう

そういった耳への弊害が出てしまうことは、誰でも想像することができます。

また、寝ながらイヤホンをしていることも、体に悪そうです。

横向きで寝ると、耳を押し当てる姿勢になるので、耳を痛めてしまいそうですね。

イヤホンにもよくない

寝ながらイヤホンを使うということは、イヤホンに普段はかからない圧力がかかってしまう場合もあるでしょう。

変形してしまう恐れもあって、壊れてしまうこともありそうです。

だからといって寝ながらイヤホンが死亡リスクにつながるの?

体にもイヤホンにもよくないことはよくわかります。

だからといって、寝ながらイヤホンをすることで、死亡してしまうことは大袈裟ではないでしょうか。

ここでは、その噂が本当なのか、実際に死亡ケースがあったのか調査していきます。

寝ながらイヤホンの死亡リスク

寝ながらイヤホンの死亡リスク

実際に、寝ながらイヤホンの死亡リスクはあるのでしょうか。

少し調べてみると意外な結果となりました。

死亡したケースはあるらしいが…

寝ながらイヤホンの死亡ケースを調べてみると、実際に死亡してしまったケースはあるようです。

しかし、海外のごく稀なケースで、日本国内では起きていないようです。

スマホを充電しながら寝ていて、そのスマホに有線イヤホンをつけて寝てしまったところ感電死してしまった。

という、事例です。

死亡リスクはほとんどない

実際のところは、寝ながらイヤホンによる死亡リスクはほとんどないといっていいでしょう。

もちろん、何が起こるかわかりませんので、絶対に死亡リスクがゼロとは言い切れませんが、そこまで意識しすぎなくてもいいと思います。

明確なソースはない

ネットで検索していると、「寝ながらイヤホンは危険!」とか「寝ホン(寝ながらイヤホン)は死亡リスクあり!」といった記事が目立ちますが、「死亡することもある」などと濁していたり、明確な死亡例を示していないので、誇張表現に近いものがあるかもしれません。

正しい情報を取捨選択しましょう。

寝ながらイヤホンのリスク

寝ながらイヤホンのリスク

寝ながらイヤホンの死亡リスクは低いとしたものの、それなりのリスクがあることは理解しておきましょう。

ここでは、いくつかの寝ながらイヤホンのリスクを紹介していきますので参考にしてください。

難聴(音響外傷)

イヤホンを使って大音量を聴き続けると、耳の内側にある有毛細胞という細胞が傷ついてしまい、音響外傷というものになってしまいます。

音響外傷とは以下のような症状です。

強大な音にさらされることによっておこる難聴で、内耳の障害によるものです。ライブなどで大きな音を聞いた直後から、耳のふさがったような感じや、難聴、耳鳴りがするといった症状が出ます。

引用:日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会

軽度なものであれば、聴こえ方は元に戻るようですが、重症化すると治りにくくなることもあるので注意しましょう。

とくに寝ながらイヤホンをしていて、そのまま寝てしまうと長時間にわたって大音量を聴き続けることになってしまうので、難聴のリスクが高まってしまいます。

耳にカビが発生(外耳道真菌症)

寝ながらイヤホンをして、変な力が加わって耳の中を傷つけてしまうとカビが発生してしまうリスクがあります。

耳の中の皮膚は薄くて敏感です。

ちょっとしたことで小さな傷ができてしまい、炎症を起こしてしまいます。

さらに、寝たままイヤホンをしていると、耳の中は密閉されてカビが発生しやすい「高温多湿」状態になっています。

耳の中にカビが発生してしまい、耳の痒みや痛み、聴こえにくいなどの症状が出てしまうので、寝ながらイヤホンには十分注意しましょう。

頭痛やめまい

長時間イヤホンで音楽を聴き続けていると、脳や自律神経に影響を与えてしまいます。

その結果、頭痛やめまいの原因となることも考えられます。

普段の生活でイヤホンを使っていて、「頭が痛くなってきた」「少し疲れてきたな」といったことには気づくことができ、すぐに気分転換することはできます。

しかし、寝ながらイヤホンをしていては気づくこともできないため、起きた時に体の不調に初めて気づきます。

長時間、ダメージを蓄積してしまっているので、だるさはすごそうです。

まとめ:寝ながらイヤホンの死亡リスクは低いけど、身体にはよくない!

結論として、寝ながらイヤホンに死亡リスクはほとんどないといってもいいでしょう。

しかし、健康リスクは少なからずありますので、できるだけ寝落ちしないように心がけてください。

使い方によっては、耳の中にカビが発生する外耳道真菌症になってしまうリスクはあります。

綺麗にフィットしてしまう、ワイヤレスイヤホンは気づかず寝てしまいそうですが、ごつめのヘッドホンなら邪魔で寝にくそうですね。

そういった工夫もしながら快適な音楽ライフを送ってください。